ルークシア大陸

Luxia


世界唯一の大陸、ルークシア。

かつては大陸中に人々が住んでいたが、
現在は管理協会により造られた12の都市のみが
人類の居住区域となっている。
都市の人口密度や発展具合には多少差があるが、
各都市内だけで市民の生活に必要な物資はほぼ賄えるように作られている。
何かしらの事情で必要になったときは
都市間での物資のやり取りも行う。
各都市間の移動は主に鉄道技術が利用されている。

本作の主な舞台となっているのは12の都市の一つ、
管理協会の本部が置かれている『リーブラダム』である。
大陸上の中心にある。

それぞれの都市は建造物等に各地域の特性も反映されているが、
都市そのものの構造にはいくつかの共通点が存在する。
それは
管理協会の本部または支部が中心にあること
都市が分厚く高い防壁に囲まれていること

都市内の随所に管理協会への通報装置が設置されていること
の三つだ。

防壁は現在、テネブレから人類を守ることに一役買っている。
都市内部にもテネブレは現れるが、
それでも防壁に隔てられた外にひしめくテネブレの方が
圧倒的に多いのだ。
また、その高さから都市の内外を見渡すことができるため
監視台が設置され、監視担当者が勤務している。
それにより異変をいち早く察知し、管理協会へ通報することができる。

通報装置はいつどこでテネブレが出現しても対応するために設置されている。
誰でも作動させることが可能であり、
作動すると管理協会へ通報が入るほか、警鐘が周囲に鳴り響く。
警鐘を聞いた人々はすぐに避難するよう徹底されている。
また、通報を受けた管理協会側は
状況に応じて現場近く、あるいは管理協会内に滞在するビサニマへ
出征要請を下す。

人々の生活と法について簡単なものをいくつか紹介する。

1.
ルークシア大陸における人々は皆、
各地域の管理協会にて戸籍を登録・管理されている。

2.
ルークシア大陸における成人年齢は現在、
各地域共通で19歳と定められている。
飲酒・喫煙は成人するまで認められていない。
また、子供が16歳になるまで親は子供を育てる権利・義務がある。

3.
ビサニマは課せられた『義務』こそあれど
人権を認められており、普通の人間と同じ扱いをされる。
ビサニマに対する暴行等を行えば
普通の人間を傷付けたときと同様の罰が科せられる。