教育機関と労働について
-School and Work-ルークシア内での教育体制として、
満六歳以上の住民は各都市内に設立された基礎教育機関(以下、学校)にて、
義務教育課程に定められた内容の授業を受けることになっている。
授業は好きな時間を選択して受けることが可能で、
出席時間の合計と定期的な試験によって教育の進度を判定し、
一定の水準に達したと判断されると課程の修了として扱われる。
教育課程は六段階に分かれており、最低でも1年は各段階に在籍しないといけない。
そのため修了認定の最低年齢は12歳となる。
専門的な知識・資格を求める場合、
義務教育課程の修了後に専門の高等教育機関(以下、高等学校)へ進学し、
それぞれの課程を修める必要がある。
高等学校での課程は四段階の前期と三段階の後期に分かれている。
前期だけを修了して卒業する者も居れば、後期まで修める者もいる。
各段階の最低在籍期間は学校と同じである。
また、高等学校へ入るために必ずしも専門的な職業を目指す必要はない。
労働については、
義務教育課程を修了した者は最低で12歳からの労働を認められている。
とはいえ、12歳で課程を修了できる者はほとんどおらず、
仮にいたとしてもそのほとんどは高等学校へ進学しているのだが。
義務教育課程を修了していなくとも、16歳から労働を認められる。
その他、各教育機関では希望者に対する就職の斡旋なども行われている。
ただし管理協会への就職に関しては、
義務教育課程の修了と19歳以上であることを要求される。
加えて、部署によっては
高等学校の各課程修了と同等の知識・実力を必要とされる。
各教育課程中の人物がビサニマになったときの扱いとして、
本人が希望した場合、引き続き学校・高等学校へと通う、
またはオンラインでの授業参加が可能である。
しかしビサニマはテネブレとの戦闘を義務づけられているため、
一般市民と違い午前しか授業を受けられないなどの制限がある。
その分、授業を受ける午前中は
特殊な場合を除き戦闘の要請が入らないといった配慮がされている。