テネブレ-Tenebrae-

人々を襲う異形の存在。
N.O.A.188より観測された。

体のところどころが不定形な闇色の存在。
その容姿から、あるいは人々を恐怖に陥れるその性質から「闇」を意味する名を付けられた。

物理的な攻撃力・防御力に優れ、見た目からは想像できないほどの膂力と硬さを持つほか、再生力も高い。
加えて不定形な体を自在に変形させて武器と成したり、周囲の物に干渉したりなどができる。
唯一、ビサニマの能力『メモリア』による攻撃でのみ体の再生が不可となるようだ。
つまりメモリアこそが、テネブレにとって一番の有効的な攻撃手段である。

しかしテネブレによる攻撃を受けたビサニマは一般人と同じく死を迎え、
二度と復活できなくなるので注意が必要。

年々発見される数が増している。
見つけ次第、早急に討伐する必要がある。
また、防壁の中に現れることもある。
その場合は発見次第すぐに警鐘を鳴らし、一般人は避難することになっている。

人を襲うものの、生者よりビサニマの方を優先して襲う傾向にあるらしい。
しかし、その理由は判明していない。
言葉を解さず知性も無いため、交流は不可能。

テネブレの外見
 ドロドロとした不定形の存在。
 周囲には身体から出た物質が浮かんでいる。

 また身体を構成する物質はよく滴っているように見える。
 滴った物質は下の結晶にぶつかると霧散するが、何度繰り返しても身体の質量は変わらない。
 そのため、視認できないレベルの粒子となって循環していると思われる。